Cana's lifestyle

Cana's lifestyle 365

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Less is More - シンプルに生きる

皆様、こんにちは。

先月、親友の結婚式に出席するために、インドへ行って参りました。直前まで珍しく「危ないから」という理由で、親に渡航を反対されていましたが、いつも通り難なく、たっぷり人一倍楽しんで無事に帰国しました。

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友人の結婚式(チェンナイ)にて

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世界遺産「タージマハール」にて

インドは、泊まるホテルや行く場所(エリア)によって、全く異なる体験になるのだと思いますが、少なくとも私の行った3都市(チェンナイ・デリー・アグラ)で感じたのは「インドはスマートに旅をすれば、決して危ない国ではない」ということ。

インドへ行く前、色んな人に「インド人は嘘をつくから気をつけな!騙されないように!」と言われましたが、私はそんな経験しなかったどころか、少なくとも私の出会ったインド人はみんな素直で、親切で、日本人よりもずっとフレンドリーで、ウェルカムな気持ちを持っていると感じたくらいです。(もしかして私の気づかないところでバリバリぼったくられてたらウケるけど... それはそれでいいとします。w)

今回、インド旅行で感じたことや体感したことはたくさんありますが、その中でも特に印象に残っていることはインドの人はみんな「シンプルに生きている」ということ。

もちろん経済的な理由で、そのように生きざる得ない人が山ほどいるのだと思います。しかし、私が感じたのは、幸せになるために「モノ」は必要ないのだということ。

究極な話、死んだら「モノ」はあの世に持っていけないのです。笑

私自身、半年前に入院していた時「自分の持っているモノを全部あげるから一日でも早く元気になって退院したい」と心底思いました。大げさかもしれないけど、「モノ」は「モノ」に過ぎません。ただの「物質」なのです。TOMSの創設者でCSG(Chef Shoes Giver)であるBlake Mycoskieも、ロサンゼルスのベニスビーチにある家を出て、船で海の上に暮らし「船」という限られたスペースの中で「本当に大切なモノ」だけに囲まれる生活が、とても贅沢で、彼の人生にとって物凄く貴重な経験だったと言っています。 

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(彼の本「START SOMETHING THAT MATTERS」は人生を豊かにしてくれるヒントが沢山隠れています。本自体は英語のみですが、英語も内容も難しい本じゃないので、是非読んでみて下さい。本当にオススメです!)

有名な言葉で「Less is More」という言葉がありますが、今の私には、この言葉の意味が凄く良く分かる気がします。

「必要なもの」だけに囲まれる生活は、シンプルで何よりも贅沢だと思います。

今の私には、物質的に欲しい「モノ」は何もありませんが、とにかく沢山の「経験」が欲しいです。

昔から考えは大きく変わっていない気がしますが、今は今まで以上に「人生」という限られた時間の中で、できるだけ色んな場所へ行き、色んな人に出会い、話し、感じ、考え、学びたい、と強く感じでいます。

少し余談にはなりますが、近頃の私は、自称:フルタイム「メルラー」です。

現在無職なので必然的に「フルタイム」になってしまうんですが、今巷で人気のサイト「メルカリ」をフル活用して、不用品を売りまくって収入を得て生活しています。(今の所30万近く稼ぎました。笑)

メルカリでは、自分にとって不要となったモノが、必要な誰かに渡り、それでお金が入れば、私も嬉しい、買った人も嬉しい、モノも新しいお家ができて嬉しい、という、まさにWin-Win-Win(トリプルウィン)という素晴らしいことが起こるのです。

本当にメルカリ様様でございます。そして、上場、おめでとうございます。

私が小さい頃、母がたの祖父母が「カナちゃん、モノより思い出だよ」と言っては毎年蓼科の別荘に行き、カミキリムシを取りに行かされた時には、その時間が大切な「思い出」の一部になるという有難さや贅沢さは理解できなかったけれど、今はその意味がわかる気がします。

(後々、母にその話をしたら「おじいちゃんはただ単に、おもちゃを買ってあげるお金がなかったんだろうね〜」と言っていていましたけど。w)

..... とにかく、全てはバランスだと思いますが、「お金」という限られたリソース(資源)をどう使うかによって、自分の人生はどうにでも変わると思います。

そして限られたリソースだからこそ、賢く使いたいと思うのです。

今回、自分の汗水流して働いて貯めたお金を使って、スペインで一流のカリグラフィーの専門学校で1年間も学べるなんて... 最高の選択をした気がします。

遂に1ヶ月半後にはスペイン・バルセロナです...

いや〜、人生って自分次第でどうにでもなるんですね!

では、また!!